～ ビジョン元年 社会の課題解決に向けて ～
“しずおか自動運転ShowCASEプロジェクト”として「見守るバス停」で過疎地域のインフラ整備に参画しました。
１．見守るバス停とは？
過疎化が進む地方部では、クルマを持たない人の移動をどうするかが問題になっています。労働人口が減り、バスは本数やルートを増やそうにもドライバーが居ません。タクシーもしかり、そこで期待されるのが、遠隔操作を含めた無人の自動運転バスです。今回、静岡県掛川市での実証実験用に、当社が開発を担当した「見守るバス停」を納めました。「見守るバス停」は、社会課題を解決するゲートウェイ（入口）としての役割を担ってます。
２．当社の役割りとは？
バス停の中身は5G通信機能を搭載したパソコンです。カメラで撮影した画像をクラウドサーバー内のAIで即座に認証し、自動決済します。バスの到着と決済結果はLINEでお知らせします。
当社は見守るバス停の構造設計・製造と、各処理スピードに耐えうる機器の選定を行いました。また、地域住民が潤う為、地産地消を実現する仕組み作りについてもご提案させていただきました。また、見守るバス停には環境センサーも搭載しており、単なるバス停ではなく地域住民の人流や見守り、健康管理といった役割りも担ってます。
３．今後の展望
今回は静岡県掛川市での実証実験が実現しました。静岡県内の他地域での実証実験も既に計画されております。この仕組みは、そのまま同じ仕組みで他県に展開することが可能です。当社としてその役割りを担えていきたいと考えております。
↓イメージ動画
※静岡県公式ホームページに掲載されました。（記者提供資料より）