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畑を荒らす動物の対策方法とは?おすすめの商品も紹介

2022.05.12

有害鳥獣

最近、シカやイノシシが食べ物を求めて里山から市街地などに下りてきて、畑を荒らすというニュースをよく目にするようになりました。

農林水産省の発表によると、畑を荒らす動物による農作物への被害額は令和2年度で約161億円と、非常に大きな被害を被っています。

出典: 全国の野生鳥獣による農作物被害状況について(令和2年度)


その被害によって営農意欲の減退や農家のなり手不足などを引き起こすなど、社会問題に発展しているほどです。

もちろん、鳥獣による被害を防止するために、国や自治体でもの対策を行っていますが、被害を食い止めることができておらず、被害を止めるためには個人での対策も必要不可欠と言えます。

しかし、「どのような対策方法があるのか」、「対策するにあたってどのような商品が最適なのか」で悩んでいる方は少なくありません。

そこで、本記事では、畑を荒らす動物の対策方法や畑を荒らす動物の対策として使える機器をご紹介していきます。

本記事のポイントは以下です。

この記事のまとめ

・畑を荒らす動物の対策方法を紹介
・フェンスを設置する
・動物が嫌う音や臭いで近づけないようにする
・罠を仕掛ける
・畑を荒らす動物の対策として使える機器を5つ紹介
・WMフェンスとSGハウスを組み合わせて対応する方法を紹介
・アニマルトラップとトレイルカメラを合わせて活用する方法を紹介



有害鳥獣に悩まれている方は、ぜひ参考にしてください。

 

畑を荒らす動物の対策方法

ダイズ畑

畑を荒らす動物への主な対策方法は以下の3つです。

・フェンスを設置する
・動物が嫌う音や臭いで近づけないようにする
・罠を仕掛ける

それぞれについて対策方法を紹介していきますので、畑の大きさや予算、被害を受けている動物の種類などに合わせて、自身の畑に合った対応方法を検討してみてください。

 

フェンスを設置する


フェンスを設置することで、動物が畑への侵入を防ぐことができます。

ただし、ひと言にフェンスと言っても、電気柵やネット柵、ワイヤーネットフェンスなど様々な種類が存在しているため、用途に合ったフェンスを選択することが重要です。

具体的には、被害を受けている動物を特定する必要があり、その動物にあったフェンスを設置しなければ効果がありません。

また、畑の大きさによってフェンスを設置する範囲が変わり、設置範囲が広ければ掛かる費用も高額になることを覚えておきましょう。

 

動物が嫌う音や臭いで近づけないようにする



超音波や忌避剤を活用して動物が嫌う音や臭いを出すことで、動物を畑に近づけないようにすることが可能です。

超音波や忌避剤はインターネットでも手軽に購入できますので、手軽に動物から畑を守りたい方にはおすすめの方法になります。

 

罠を仕掛ける



畑を荒らす動物への対策として、罠を仕掛けることで動物を捕獲するのも効果的な方法です。

具体的には、動物の通り道になる場所に箱罠やくくり罠を設置することで、動物を捕獲することができます。

ただし、日本に生息する鳥獣は、鳥獣保護管理法という国の法律で守られており、基本的には無断で捕獲することはできません。

捕獲するには狩猟免許の取得や事前に役所への届け出が必要になりますので、覚えておいてください。

 

畑を荒らす動物の対策として使える機器を紹介

フェンス

畑を荒らす動物への対策方法には、フェンスを設置することで動物の侵入を防いだり、罠を仕掛けて動物を捕獲するなど、複数の手段があります。

しかし、どの畑にもすべての手段が有効な訳ではありません。

最適な対策をするためには、畑に合った機器を利用しなければなりません。

ここでは、畑を荒らす動物の対策として使える弊社の商品について紹介していきます。

紹介する商品は以下の5つです。

・WMフェンス
・AEフェンス
・SGハウス
・アニマルトラップ
・トレイルカメラ

それぞれ商品について解説していきますので、特徴をよく理解したうえで、畑を荒らす動物への対策を行う際の参考にしてみてください。

なお、どれがいいか分からない場合は、弊社にお問合せください。


最適な対処法をコーディネートいたします。

 

WMフェンス



畑を荒らす動物の対策として使える機器としておすすめしたい商品が「WMフェンス」です。

WMフェンスは、強度・耐久性に優れたワイヤーメッシュフェンスで、シカやイノシシなどの動物から畑を守る際に使用できるフェンスになります。

特徴は以下の2点です。

・Y 型の支柱は地面に刺さりやすい先鋭形状で施工性も抜群なので、初心者でも簡単に設置可能

・ 独自設計の結束箇所とステンレス製の結束線で「1t」 の引っ張る力にも耐えられる高い強度

上記のような特徴があるので、獣害対策としてはじめてフェンスを設置する方におすすめの商品です。

 

AEフェンス



獣害対策なら、「AEフェンス」もおすすめの商品になります。

AEフェンスの大きな特徴は、フェンスの下部にスカートネット ( 亀甲金網) をついているため、急勾配地域や地面の起伏が大きい場所でも設置ができることです。

スカートネットが起伏や障害物を吸収するため、地盤の起伏をなくす整地作業が必要ありません。

このため、動物が潜んでいる山奥の急勾配な場所でも設置ができ、里山にある畑に適しています。

なお、スカートネットの固定には、ランドステッチアンカーを採用しており、従来のアンカーでは防げなかったイノシシなどの動物による掘り起こしを防ぐことが可能です。

平坦地ではなく、起伏がある畑をお持ちの方は、こちらを検討してみてください。

 

SGハウス



SGハウスはWMフェンス設置後の屋根部分に設置するフェンスとなります。

畑がすべてフェンスに囲まれているため、猿や鳥が畑へ侵入することを防ぐことが可能です。

また、天井のネットはポリエチレンと高品質ステンレス線を混撚させたネットを使用しており、動物に噛み切られることもありません。

さらに、サポートワイヤーで天井が支えられており、動物が登ったとしても隙間ができないので安心です。

鳥害も含めて完璧に防ぎたい方は、SGハウスを検討してください。

 

アニマルトラップ



フェンス以外の畑を荒らす動物の対策として使える機器として、「アニマルトラップ」もおすすめです。

アニマルトラップは、アライグマやハクビシン、イタチを捕獲することができる捕獲用の檻です。

檻には、「補強再度フレーム」を採用しており、檻の中で動物が暴れても動物の脱走を防ぐことができます。

また、折りたたみが可能なコンパクトになるため、持ち運びや収納にも便利です。

ただし、アニマルトラップを利用するには、前述したように、狩猟免許の取得や事前に役所への届け出が必要なので、注意しましょう。

 

トレイルカメラ



トレイルカメラも畑を荒らす動物の対策として使える機器となります。

畑を荒らす動物には夜行性の動物も多く、トレイルカメラを設置することで、深夜帯の動物の行動を監視することが可能です。

深夜帯の動物の行動を監視することで、どこから動物が来ているのかなど行動範囲を知ることができるため、フェンスやアニマルトラップの有効的な設置場所がわかります。

 

畑を荒らす動物対策商品の活用事例

イノシシ

畑を荒らす動物への対策商品としてフェンスやアニマルトラップ、トレイルカメラなどについて詳しく紹介してきました。

しかし、どのように活用すれば良いか不安に感じている方もいることでしょう。

このため、ここでは畑を荒らす動物対策商品として弊社が取り扱っている商品の活用事例を2つご紹介していきます。

・WMフェンスとSGハウスを組み合わせて対応
・アニマルトラップとトレイルカメラを合わせて活用

活用方法を参考にしながら、動物から畑を守る手段として検討してください。

 

WMフェンスとSGハウスを組み合わせて対応



畑を荒らす動物対策商品として、WMフェンスとSGハウスを組み合わせて利用している事例を紹介します。

Aさんは、「WMフェンス」を単体で使用していましたが、完全には被害を食い止めることが出来ませんでした。

WMフェンスは畑の周囲をフェンスで囲むため、シカやイノシシからは畑を守ることができますが、猿や鳥類のようにフェンスの上から侵入してくる動物に対しては効果を発揮できなかったためです。

そこで、シカやイノシシだけでなく、猿や鳥類からも畑を守る方法として、「WMフェンス」と「SGハウス」を組み合わせることに。

それ以降、鳥獣被害は出ていないようです。

Aさんのように、シカやイノシシだけでなく、猿や鳥類からも畑を守りたいと考えている方には、この方法の組み合わせがおすすめです。

 

アニマルトラップとトレイルカメラを合わせて活用


アニマルトラップとトレイルカメラを組み合わせて、動物から畑を守っている事例を紹介していきます。

アニマルトラップは動物を捕獲する檻のことですが、動物の行動範囲を把握したうえで設置をしないと、動物を捕獲することは容易ではありません。

しかし、夜行性の動物が多いため、1日中行動を把握することは難しく、素人が効果的な場所に設置するのは困難です。

そこで、 Bさんは、赤外線で夜間撮影も可能なトレイルカメラを活用して、夜間帯の動物の行動を把握。

効率よくトラップの設置を行い、動物の捕獲に成功しました。

罠だけでは捕まえられないと困っている方は、この組み合わせを検討してみてください

 

まとめ

ノートとパソコン
畑を鳥獣被害から守るための対策方法には、フェンスを設置する方法や動物が嫌う音や臭いを利用する方法など、さまざまな方法があり、特徴を理解しておくことが重要です。

ご自身の畑に合った商品を選べていないと、十分な効果が得られない可能性があります。

そのため、本記事では畑を荒らす動物の対策方法や、畑を荒らす動物の対策として使える機器について詳しく紹介してきました。

畑を動物に荒らされて困っている方は、ぜひこの記事を参考にしながら対策を行ってください。

この記事で解説してきたポイントは以下です。

この記事で解説したポイント

・動物対策としてフェンスを設置する
・動物が嫌う超音波や忌避剤の臭いで畑に近づけないようにする
・罠を仕掛けて動物を捕獲する
・弊社が取り扱いをしている動物対策商品を5つご紹介
・畑を荒らす動物対策商品の活用事例を紹介
・WMフェンスとSGハウスを組み合わせて対応している事例の紹介
・アニマルトラップとトレイルカメラを合わせた事例の紹介



畑を荒らす動物対策でお困りの方は、弊社までご相談ください。


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