金沢機工株式会社
コラム

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【SMC】無線システム EXW1/EX600-W Seriesのご紹介

2025.03.28

商材・サービス関連

製造業における無線技術の進化は、工場の生産性向上やメンテナンスの
効率化に大きく貢献しています。

原材料価格や物流コストの増加による電線価格値上りの今こそ
無線システムの検討をしてみてはいかがでしょうか。

 

 

【特長】
1.小型タイプ EXW1 Seriesに2024年12月アナログ入力を追加
2.ノイズが多いFA環境における通信の安定性を実現
・複数台の無線ベースが同じ通信エリア内に存在しても、
 それぞれの無線ベースにペアリングされたリモートと通信可能
3.耐ノイズ性
・2.4GHz ISM周波数帯を使用
・2ms毎(最速)周波数ホッピングを採用
4.通信ケーブル不要
・配線工数・スペース・コストを削減
・断線リスクの低減

 

【メリット】
1.配線を大幅に削減し、設置工数の削減やメンテナンス性の向上が実現
2.生産ラインの拡張時やレイアウト変更時の対応が容易
3.他社製品やIO-Link対応可能
4.周波数ホッピング/イベント通信方式採用
 <周波数ホッピング採用>
 ・独自のプロトコルにより、さまざまな障害から安定した無線環境を構築
 ・他の無線機器からの干渉を低減
 <イベント通信方式>
 ・情報に変化があった時のみ無線通信を行うことで、無線通信の電波出力回数
  を抑え、他の無線機器への干渉を低減

5.周波数チャンネル選択
 <F.C.S. (Frequency Channel Select)対応>
 ・周波数ホッピングにおいて、ホッピングする周波数チャンネルを選択する機能
 ・無線LANやAGVなどその他無線機器で使用している周波数がわかっている場合、
  それ以外の周波数チャンネルを選択しておくことで、選択された周波数チャンネル
  だけにホッピングをおこなう
 ・その他の無線機との通信衝突が低減され、通信の安定化につながる
  ※選択できる周波数チャンネル数は使用国で異なる

 

【活用事例】
1.ロボットハンドのツールチェンジ
2.パトライト(3色表示灯)の状態監視
3.ロボット先端ツールのセンサの信号線無線化
4.制御盤と設備間の遠隔管理が可能

 

【解決事例】
<動かない箇所の課題>
 ・遮蔽空間:配線が困難な遮蔽空間も無線で通信可能
 ・環境の改善:配線だらけの悪環境を改善
 ・高所作業:高所ケーブルをあらかじめ無線にする事により危険な

  メンテナンス作業が不要
<工場無線化の課題>
 ・他の無線機と共存
 ・Wi-fi、Bluetoothと別の通信
 ・電源線や溶接機のノイズを回避
 ・エネルギー見える化のセンサ追加作業コスト削減

<可動する箇所の課題>
 ・回転テーブル、ケーブルベア搬送:回転部はカップリングの不具合削減
 ・ツールチェンジャ:通信速度が高速で立ち上がりが早い
 ・AGV:電源を供給できれば動くAGVなどの機器にも実装可能
 ・ロボット:ティーチングは配線が干渉せず簡単

 

 

【小型タイプEXW1 IO-Link 仕様】

 

 

製造現場のスマート化が求められる現在において、
エア駆動システムの無線化は、設備の稼働率向上や省エネルギー化
にも寄与し、お客様の生産性向上を支援すると考えます。

 

検討されている方、もう少し詳しく聞いてみたい方は、
ぜひお気軽に金沢機工までご相談ください。

 

 

 

 

 

 

 


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