AEセンサーを用いた製品の歩留まり改善についてご紹介します。
AEセンサーは金属の亀裂や劣化を検出できるセンサーで、予知保全や製品評価に活用できるセンサーです。
FIRST.AE®対応モデル「機工報® Type-AE」 発売
「機工報®」はAEセンサーとの連携モデルへと進化。
AEセンサーの値は毎秒100~1,000レコードと膨大なデータを出力します。これを表計算ソフト等で分析することは難しく、手間がかかります。「機工報®」は、AEセンサーの出力をそのままの形式で分析可能です。
膨大なデータの特徴点を抽出することで、より素早く分析することが可能となります。
刃物台の緩み検出(AEセンサー連携)ワークの歩留まり改善
工作機械の刃物台の緩みに起因する製品の歩留まり改善ができないか?
という課題をいただき、振動センサーとAEセンサーを工作機械のボディ側に
付けて検証しました。
振動は増加しますが、特徴点の検出がうまくできず、逆にAEセンサーの
エネルギー総量は減少したものの、トレンドの変化を示す「外れ値」を
多く検出していることが分かりました。